野菜は最強のインベストメントである
野菜不足の人?
そう、全人類が必要な「野菜」の摂りかたと、なぜ必要かがわかり、無性に野菜が食べたくなる一冊です。
富のすべてはあなたの体と脳が生み出す。その体と脳を作るのが野菜投資である!
昨今の日本は、さまざまな問題に悩まされています。いじめ・自殺・少子高齢化そしてコロナに経済停滞……。これらの社会問題はメディアで頻繁に見かけることと思いますが、その裏で着実に未来をむしばむ深刻な社会問題があります。
それは野菜不足問題。
野菜不足と言われても、そこに深刻さを見出す人は少ないでしょう。まさにこの問題の深刻さはここにあります。
野菜を食べることは大事。これは誰しもが知っていると思います。しかし知っているつもりで、その価値の大きさに気づけていないのが現状であり、その結果表にはあまり上がってこないものの、裏でメキメキと育つ社会問題にまで発展してしまいました。
野菜不足が招く悪は、一人の人間の不健康だけには留まりません。
一人の不健康が周りの健康に影響し、地域の健康に影響し、日本そして世界の健康に影響します。本書にも書かれていますが、健康が伝染していくのは紛れもない事実であり、さまざまな研究によってそれは証明されています。
本書では野菜を食べ続ける生活のことを「野菜投資」と謳っていますが、この投資のリターンは自分一人の健康だけではなく、世界の社会問題の解決に繋がるのです。野菜にはそれだけの可能性が秘められています。
野菜をあまり食べないと自覚がある人もきっとたくさんいると思いますし、その理由はその人それぞれあるかと思いますが、野菜投資はお金、幸せ、自由、すべてのリターンを運んできてくれます。
本書を読んだら、ちょっと野菜に詳しくなった気がしてきて、ちょっとスーパーが楽しくなってきて、ちょっと料理が楽しくなって、ぐーんと食事が美味しく彩られます。その時点で「野菜投資をしてよかった」と感じていただけるとは思いますが、野菜投資の真の力は、むしろそこから発揮されていきます。一回の食事が楽しくなり、その日が幸せな日になり、次の日が楽しみになり、明日が待ち遠しくなり、安定した心の状態と体の状態を創り上げる。これがあれば周りの人にしっかりと愛と幸せを提供できます。そしてそれがまたさらに広がっていくわけです。
悩みがある、不安がある、体が弱い、精神を鍛えたい……どんな人のためにもなる書籍です。ぜひお手にとって一度読んでみてください。
さあ、野菜を食べましょう!
「野菜」そして「投資」と聞くと、あまり結びつかないような言葉と思うかもしれませんが、本書ではそれらがとてもわかりやすく、気持ちいいくらいにまとめられています。
野菜が投資になるとはどういうことなのか。どんなリターンや効果を発揮するのか。野菜が招く幸せは一個人の健康だけには留まりません。
今こそ、野菜不足という社会問題に立ち向かう時です。
「野菜」と言われて、体のどこかがピクっと反応した人は、ぜひ読んでみてほしいです。