金額 1980円(税込)
著者名 竹下仁
ページ数 150ページ
判型 12.8 x 1.1 x 18.8 cm
発刊日 2026.08.05
ISBN 978-4910017945

なぜ制度を変えても、人は動かないのか~人的資本経営の最後の盲点~

経営者、人事・総務責任者、組織づくりに携わるすべての人に贈る、新しい人的資本経営の実践書です。「働く環境」にあるという新たな視点を提示します。

企業は制度によって動いているように見えますが、実際には人は環境によって行動を左右されています。
自律性を求めながら監視型のレイアウトを続けている。
部門間連携を掲げながら部署ごとに分断された空間を維持している。
挑戦を推奨しながら失敗しづらい空気が漂っている――。
こうした制度と環境の矛盾が、組織変革を阻害し、人材流出や生産性低下を招いているのです。

本書では、東京大学大学院との共同研究による知見と、数百社に及ぶ企業支援の実例をもとに、「働く環境」が人の心理や行動、組織文化にどのような影響を与えるのかを体系的に解説します。
採用競争力の向上、若手人材の定着、エンゲージメント向上、イノベーション創出、ハイブリッドワークへの対応など、現代企業が抱えるさまざまな課題に対して、働く環境という切り口から具体的な解決策を提示します。

また、オフィスを単なる施設やコストではなく、「人事戦略を実現するための経営資産」と位置づけ、人事・総務・経営が連携しながら組織文化を物理的に実装する方法を紹介。
ABW(Activity Based Working)やフリーアドレス、コミュニケーションを促進する空間設計など、先進企業の取り組みも交えながら解説しています。

コロナ禍を経て、「なぜ会社に行くのか」が問われる時代になりました。これからの働く環境は、社員を出社させるための場所ではなく、「行きたい」「働きたい」と思える価値を提供する場でなければなりません。

偶発的な出会いや学び、組織への帰属意識、企業文化の継承といった、オンラインでは代替できない価値をいかに創出するかが企業競争力を左右します。

人的資本経営を成功させる最後の鍵は、制度改革だけではありません。制度と働く環境を一体で設計し、人が自然と成長し、協働し、挑戦したくなる舞台をつくることです。

本書は、経営者、人事責任者、総務担当者、組織変革に携わるすべての人に向けて、「人が動く組織」のつくり方を示す実践的な一冊です。

担当編集
担当編集からのメッセージ

人的資本経営に取り組んでいるのに、人が定着しない。
制度を変えても、エンゲージメントが上がらない。

その原因は、人事制度ではなく「働く環境」にあるかもしれません。

本書は、人事・総務・経営が一体となって取り組むべき「働く環境」を、経営資源として捉え直す一冊です。

心理的安全性、エンゲージメント、ソーシャルキャピタル、採用力、ハイブリッドワークなど、人的資本経営で重要視されるテーマを、東京大学との共同研究や豊富な企業事例を交えながら解説。制度だけでは変わらない組織を、働く環境から変えていく具体的な考え方と実践法を紹介します。

金額 1980円(税込)
著者名 竹下仁
ページ数 150ページ
判型 12.8 x 1.1 x 18.8 cm
発刊日 2026.08.05
ISBN 978-4910017945
目次