
街の本屋は誰に殺されているのか?
街の本屋は誰に殺されているのか?
制度を守ることが、現場を壊してしまう。
なぜ、先進国で唯一、日本だけが街の本屋を失い続けているのか?
再販制度・委託販売・発売日協定―出版界の“3つの聖域”に切り込み、
その不合理な真実を解き明かす。
偶然の出会いが生まれる街の本屋を守るのは、今がラストチャンスだ。
本と本屋を愛するすべての読者に問いかける、渾身の一冊。
【目次】
プロローグ―過去の栄光にしがみつくこの国で
第1章 日本の本屋が消えていく理由 なぜ、街の本屋が消えていくのか?
第2章 本屋が守られている国と失う国 海外では、なぜ本屋が減っていないのか?
第3章 街の本屋を守るために、“出版界の当たり前”を疑え
第4章 本屋“進化”の最前線―現場から始まる本屋の未来
第5章 本屋が主導する流通改革―出版業界の構造
第6章 制度が守り、制度が壊す―出版界の「進化できない構造」
第7章 「守られた業界は、こうして滅びる」―制度疲労に沈む日本社会
第8章 未来の本屋が灯す希望―文化と知の交差点へ
エピローグ―街に本屋があるということ
【著者等紹介】
小島俊一[コジマシュンイチ]
福岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。
書店経営、取次会社執行役員、出版社顧問、
著者という出版界の主要なジャンルを経験した唯一の業界人。
現在は講演・企業研修の講師として、また中小企業コンサルタントとして全国で活動中。
出版業界の構造と経済合理性に基づいた制度改革を提言し続けている。
中小企業診断士・産業カウンセラー・政経懇話会講師。
早くもメディア掲載決定!
出版業界を知り尽くした著者だからこそ書ける、
出版界の本質的な構造や問題に切り込む渾身の一冊です。
本が好きな方、街の本屋で育ったすべての方へ、
出版界を考える、議論を始めるきっかけになれば幸いです。



